電子書籍を「所有」すること
Kindle Oasisが便利な件
本棚がパンクして,最近電子書籍で本を入手することが増えている主です. Kindleを購入し,e-ink技術の素晴らしさに触れています.ほとんど紙の本と遜色なく読めます.画面が発光するのではなく,黒い粒が表に出てくるか出てこないかで色が変わる仕組みらしいので,目が疲れないですし.しかもお風呂で読めるのです.最高の端末です.電子書籍,もっと普及してほしいです.
電子書籍が「購入」できない件
しかし,電子書籍を「購入」できるサービスが非常に少なくて困っています.Amazonにしても楽天にしても紀伊国屋にしても,我々は電子書籍を「購入する」というボタンを押すわけですが,その実「購入」はできていないのです. 無期限レンタルにすぎず,突然運営側が「サービス辞めるわ」と言えば読めなくなりますし,「お前のアカウント,ねーから」と言ってくればそれでおしまいです.
更にKindleよりもKobo(楽天)がいい端末を出したとしましょう.端末を買い替えたくても,Amazonで買った本を楽天では読めません.. 私のもっとも嫌いな「囲い込み」戦略です.普及させたやつ出てこい.って感じです.某林檎とかね.
電子書籍を「購入」できる出版社
- 青空文庫
- オライリージャパン
- 僕はリーダブルコードとかを買いました.
- Potter more.
- J.K.ローリングさんの本が売られています.紙だけでなく電子書籍版も揃えました.いつでもどこでも魔法世界に入り込めます.
くらいでしょうか.他にもあったら教えてください.
最後に
Amazonの電子書籍のバックアップ
KindleをPCに接続すると,デバイスとして認識することができます.そうするとKindleにダウンロードしたデータは全て取り出すことができます.多分ここまでは合法です.私はAmazonが健在なうちはここまでしかやりませんが,その先にDRM解錠をする夢を見ている人が沢山いるようです.
電子書籍を購入させてくれる企業から積極的に電子書籍を買い,当然流出させないようにする.この良識で電子書籍が広まるのを期待したいですね.
ちなみに,DRMフリーの電子書籍でも,埋め込み式のDRM,つまり実は購入者がわかるようになっているものが多いです.良識がない人も,これに怯えてください.